BLOG

活動報告

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 活動報告
  4. 羽釜イベント

羽釜イベント

羽釜イベント 6月1日

羽釜で炊き上げた「親子炊き」

早朝より準備を進め、この日は御田植祭の一環で、羽釜でご飯を炊くための予行演習として、「羽釜イベント」を開催した。
「親子炊き」と呼ばれる、稲藁を活用して羽釜でお米を炊く儀式を披露し、ご参加いただいた皆さま全員にご飯を振る舞う、いわば炊き出しスタイルの催し。

使用したのは、18合(約2.7キロ)の高波動米。
正直「食べきれないだろう」と思い、タッパーを6つ用意したが…結果は予想を超える展開に。削り節のかつお節との相性も抜群で、炊きあがったお米はすべて完食!

「こんなに元気が湧くご飯は初めてだ」
「一粒一粒の味わいが美味しい」

そんな言葉が次々と飛び出し、心から嬉しいひとときとなったのだ。田んぼの目の前で、羽釜ご飯を皆でいただく光景は、まるで江戸時代にタイムスリップしたような尊い体験です。

ひとつひとつの出来事に丁寧に向き合い、やれることをやり尽くす。
それが「今を生きる自分」にできることであり、「地球と共にあり、地球を味わい尽くす」物語の一幕でもある。

ご縁が繋がり、新たな導きへ

今回の羽釜イベントでは、新しいご縁にも恵まれ、これまで自分が歩んできた境遇と似た体験を持つ方もおり、お米を通して繋がったご縁が、また新しい可能性を生み出していくことを強く実感する日でもある。
「次はどんなことが起こるのか」

三年目の成長を実感、代掻き完了

羽釜イベントの終了後、全11反の圃場において、初めてすべての代掻きを自分自身で終え、三年目にして、ようやく自分の成長を実感できた瞬間を味わう。

実際にトラクターに乗って代掻きをしてみると、「水の張り方が中途半端では均平に耕せない」という現実に直面し、田面を水平に整えることの難しさ、稲が育ちやすい環境をつくる奥深さに改めて気づかされるのだ。

稲作は、試行錯誤の連続であるが、その学びすべてが生きる糧になると感じる。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事