謹賀新年
明けましておめでとうございます!!
新たな年「2025年乙巳」の始まり。
2024年から2025年に切り替わるということは、昇り龍の年から脱皮する蛇の年へと進む。
去年一年間で学ばせて頂いたことを活かして、新しい農法の確立へ歩を進めていく。
今季のテーマとして
☆自然の循環を尊び、稲作を神様の共作と捉え、一人でも多くの方がご飯をいただく際に「感謝」を込めて「いただきます」と手を合わせるような環境を創り上げていく
2025年の挑戦として
・不耕起栽培
・冬季淡水
・酵母菌発酵
・竹炭+米糠
・赤浮草
など様々なチャレンジと研究を重ね、田植えから収穫まで一切田んぼに入らない「完全自然栽培」を確立していく
また、2025年から新たに3反(約900坪)を増やして、合計1.1町(11反)を稲作することになり、更なる研究データを集められることと合わせて、米農家としての基盤作りに勤しんでいく。
越年祭
2025年を迎える瞬間は、御田植祭や収穫祭など、毎年お力添えいただいている「不二阿祖山太神宮の越年祭」という年越しの祭事に参列し、これまでの初詣の概念を覆す経験をさせて頂いた。
今までは、神社にお参りし、前年の感謝と今年の抱負を神様に手を合わせることが初詣の基本だと考えていたが、不二阿祖山太神宮の越年祭に参加することで、年を越すという行為がどれほど尊く、一つ一つの所作や年が切り替わるタイミングでの神様への感謝の表れとして「越年祭」が執り行われていることを強く感じた。
この式典には、日本の古き良き文化が体現されていた。
これまで、年が変わる瞬間に時計を見て「明けましておめでとう」と言うことが年越しの基本的な概念であったが、越年祭では年を越した正確なタイミングさえ分からないほど神秘的であり、その瞬間こそが神様との調和、大宇宙との調和が図られた特別な時間であると感じた。また、全国から越年祭に集まった人々と共に、その後の初日の出祭、元旦祭にも参加した。
大宮司様によれば、初日の出が現れる瞬間は、大宇宙根源である「元主始一大神様」と繋がる瞬間であり、初日の出が富士山頂から昇る様子こそが「真の元旦神」との繋がりであるという。
天津祝詞を奏上する途中で太陽神様、元旦神様がそのお顔を出す――まさに神がかり的な式典「元旦祭」に参列させていただいた。
これら二つの式典を体験し、一年の始まりにふさわしい荘厳で神聖な時間を体験し、自らの人生の役目や覚悟、そして地球に対して何ができるのか、魂が何を求めているのかを深く考える機会となる。
亀と鶴「統合」
加えて、太神宮の入り口にある「上向きの金の亀」「下向きの銀の鶴」には、左回りの回転が象徴されており、左回りには統合の意味が込められている。
それを表しているのは、亀と鶴の統合を通じて、国常立造神様、すなわち「元主始一大神様」のエネルギーが降り注ぐことである。
金の亀と銀の鶴の門構えは、日本の文化が見事に継承されている象徴である。
式典の終わりには、多くの方々と挨拶を交わし、大宮司様ともお話しする機会をいただき、新たな文化を地球に創り出し、貢献していく一歩を踏み出す「覚悟」を自分の中に芽生えさせて頂いたのだ。
大晦日と元旦の二日間を通じて、自分自身、地球、そして多くの人々と共に年を越し、2025年を迎えられたことは新たな1ページとなり、元旦神様を拝し、感動的なスタートを切ることができたことを心から感謝する。
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