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2024年10月26日 収穫祭

稲作の集大成「収穫祭」

2024年も無事に、収穫祭の日を迎えられたことをとても有り難く思う。

今日まで、多くの出会いや出来事、そして数々の試練を乗り越え、この日を迎えられることに心から感謝と歓喜を実感している。

また参加者の皆様が時間を作り、意識を合わせ、収穫祭に来てくださることこそ、本当の意味での繋がりであると考える。自分一人では限られたことしか成し得ないが、天や地球、周囲の方々、そして共に収穫祭を迎える方々の想いと意識が、稲たちの成長に繋がり、これまで支えてくださった方々、家族や仲間たち、そして今回参加していただいた皆様のおかげで、一つの形となって「歓喜の瞬間=収穫祭」を迎えられたのだ。

改めて、参加してくださった皆様方や今日まで支えてくださった全ての方々に感謝を申し上げます。ありがとうございます。

これまでの様々な出来事が、一つの人生を織りなし、今この瞬間に繋がっていることを深く実感する日。

稲穂たちにとって、地球に生きる人たちにとって、歓喜溢れる瞬間を皆様と迎えられたことは、何より嬉しく、地球と共に生きることの尊さを教えられる一年の集大成が「収穫祭」である。

今日までの農作業の一つ一つと向き合い、稲たちと共に歩んできたからこそ味わえる収穫の意義、そして歓喜の瞬間を共に分かち合える仲間がいることが、人生の「生き甲斐」を一層深めるのだと感じる日でもある。

一人で米作りをして収穫を迎えることも意義深いかもしれない。しかし、多くの方々と共に田植えや収穫を分かち合うからこそ、共に育てる喜びを味わう事ができ、稲たちと共に成長さぜていただける

収穫祭という式典には、皆様が集い、一つのことを成し遂げ、そして稲作のフィナーレを迎えるのだ。

一年一年歴史を創る人生のストーリーと稲作は同様であると強く感じている。今季2024年の稲作は、まさに「想いが形になる」を感じさせてくれるものだった。

最大の肥料は「愛情」

種植えや田植えから収穫に至るまでの毎日を、稲たちに愛情を込めて観察してきたからこそ、この意義ある収穫の瞬間を迎えられたこと

収穫祭にお越し頂いた斎官様の言葉に、神道とは生き方であり、「稲にとっての最良の肥料は愛情」であるとお話されており、田植えから収穫までのほぼ毎日の声掛けや観察、稲たちとの対話してきたことが、本能的に「愛情」を理解して行っていたのかもしれない。今日までの日々が稲たちの成長に大きく起因していたとも実感した。

神道とは、教えとして説かれる宗教ではなく、「神の道」と書かれるように、それぞれの人の生き方(道)が反映されたものであり、自身の神道を持つものである。

稲作は、地球から生まれ、地球の神様の宿りを感じさせるものであり、我々人間が地球に生かされているのだと、深く思う収穫祭でもある。

生き甲斐を実感

歓喜の瞬間を皆様と共に喜び楽しむことができることこそ、まさに「生きる」ということを学ばせていただく機会であり、自分の生き甲斐へと変わる瞬間なのだ。

参加された方々の中で、普段は触れることがない稲や土と触れ合い、楽しそうに地球と繋がる感覚を体感していただいたことなど、嬉しい限りである。

今回収穫した米は、不二阿祖山太神宮の新嘗祭に奉納し、来季から始まる「1億人一鉢プロジェクト」に活用していただく予定だ。

このプロジェクトで新たな循環が、多くの方々との歓喜の瞬間を共有し、地球とのシンクロに一役を担えることにも喜ばしい限りである。

それぞれの人生にはそれぞれのミッションがあり、時代を超えて脈々と受け継がれてきた稲作魂こそ、自分たちの根底に宿る精神である。

その精神が深い繋がりを生み出し、繋がりによってお互いの信頼関係が自然に築き上げられ、皆様の想いが一つの意識を生み出していく。文化であり、伝統であり、地球の芸術ともいえる「収穫祭」

今日までに関わる全ての人々や出来事に心より感謝申し上げ、皆様の心豊かな人生や地球の繁栄を祈り申し上げます。たいらけくやすらけく

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