VISION
神様との共作「稲作」
地球と共に生きる
高波動米づくりの裏側には
壮大な想い、ビジョン、テーマがあり
稲作とは「神様との共作」だ。
どんな手を尽くしたとしても
最後は「天のお導き」に一存する。
だからこそ「地球と共に生きる」ことこそ
「稲作」なのである。
第一章 〜コンセプト〜
自分の命は自分の食で創られる
日本の伝統食である米を食べるだけで、心身共に健康で高波動になり、人生を豊かにする。
これぞ「高波動米」の力。
自分たちの命である身体は、普段食べている食で創られる。
今指が動き、手が動き、足が動く。心臓が動いているから「生きること」ができるのだ。
当たり前に行う「動く」という動作にはエネルギーが必要で、「食」の栄養というエネルギー源があるからこそ、私たちは動くことができ、肉体があるのである。
一人一人に与えられた身体は、自分たちの食べる「食」で創造されるからこそ、「自分たちの命は自分たち」で守る。
「命を守るために、命を創る食を、自分たちの手で創る」
稲作を通じて「生きる」を体感し、普段口にする食材、地球に関わる全ての人々、
そして自然の恵みを与えて下さる美しい地球へ、愛溢れる世界へと繁栄していく。
米作りを基に、地球と共に生きることこそ「高波動米のコンセプト」である。
私たちの想いを込めた結晶「高波動米」
現在日本の食料自給率は約37%と言われており、60%以上もの食料を外国からの輸入で賄われている状況だ。
さらにグローバリゼーションにより、今後の日本の食料自給率が更に低下することが見込まれている。戦争や何か大きなキッカケで「ご飯が食べられない状況」がいつ起きてもおかしくない。
ただの食糧難ではなく”安全な食の食糧難"になる可能性が高い。
それこそが私たちの考える「食糧難」である。
また、当たり前のように食べている食材たちは基本的に「誰がどこでどのように作っているのか」知らないのが圧倒的多数である。
「命を創る食」であるのに、「生産者と消費者が繋がっていない」のが今の社会の実態だ。
普段何気なく買っているスーパーの野菜や米が実際に「どんな製法でだれが栽培しているのか」一度考えてみてはどうだろうか。
見た目が綺麗なもの、少し虫食いがあるもの、土が付いているもの、値段が安いものなど、人それぞれ選ぶ基準は異なるが、店頭に並ぶまでのプロセスを少し意識するだけでも、生産者と消費者が繋がる「架け橋」になる。
稲作を通じて「米」を種から創ることで、食卓までの過程に壮大な"ストーリー"があることを知り、誰かが丹精込めて時間をかけて創り上げてきたのが「食」であることを体感したのだ。
お金を払えば何でも買える時代である一方で、実際は誰かが毎日のように田んぼや畑を管理して、米や野菜を作っているからこそ、スーパーに毎日野菜が並んでいる。作っているとは少し語弊があり、「創らせて頂いている」のである。
雨や風、太陽の光があるからこそ米や野菜がすくすくと成長して、人間が生きられるように「食」の環境を用意してくださっている。
さらに草木も光合成を行い、酸素を生成しているからこそ、呼吸を行うことができているのだ。
まさに地球に生かされて、動植物たちと共存共栄しているのである。
だからこそ「完全な自然栽培」で稲作を行い、「地球と共に生きる」ことを体現して、「生きる」ことを深く感じて、人生に更なる学びを与えてくれる結晶が「高波動米」だ。
第二章 〜ビジョン〜
未来の子供たちへ
私たちは、未来の社会を創る子供たちのために、完全自然農法で獲れた米を学校給食やこども食堂などへ提供していく。
選択の自由がある時代だからこそ、食も自分に合うモノを食すことが大切である。
しかし学校給食となると、なかなかそうもいかないのが現実であり、未来を創るのは、今を生きる子供たちだ。
だからこそ、生まれ育った故郷で、自分らの手で大切に育てた米たちを、未来の子供たちのために届けていく。
少しでも多くの子供たちが食に目覚め、食の大切さを知り、そして大人になって、社会を変えていく人になる「キッカケ」となれば、米農家の本望である。
地域創生
24時間営業しているコンビニエンスストアやスーパーマーケット、ファストフード店など、日本を象徴するような光景になりつつある現代。
お腹がすいたら、いつでも安価で手軽に食べられるのが特徴で、そのおかげで慢性的な肥満や腸内環境の悪化でアレルギー持ちの方が増えているのも現実である。
そのような大人たちをみて育つ子供も、同じような症状が出ており、近年になってアレルギーを持つ子供が増えている。
近代病に大きな影響を与えているのは間違いなく「食」である。
便利さゆえに落とし穴があることを忘れてはいけない。
命を創る食に対して、知識や勉強する機会がほとんどないため、仕方ないことでもある。
しかし子供たちに「食」に関する機会を与えられるのも、今を創る大人たちであり、農業に携わる生産者が伝えていく必要があると考える。
私たちが自然農法で作る米を学校給食で食べてもらい、少しでも日々食べている食が「どれだけ重要なのか」を体感してもらう。
そしてスマートフォン一つで何でもできる時代だからこそ、自分たちが頂く米を授業の一環として自らの手で作り、食に対して学びの機会も提供していく。
未来を創る子供たちがこの東郷町から心豊かなに育ち、より良い地球環境を創る大人へと成長していく一端を担うビジョンである。
第三章 〜米農家に革命を〜
農業に革命を起こす
米を作ることが大変で多くの作業を要するため、容易ではないと誰もが思っているはずだ。
実際に米作りを始める前は、同じことを思っていた。
自然農法で栽培するとなると、更にミッションが増えるのも事実である。
また、米を作ったからといって生計を立てられるほど儲けがないため、米農家が減っていく一方である。
作るのも大変なうえに利益もなければ、だれもやりたいとは思わないだろう。
そこで、無肥料無農薬という農法で、安全かつ手軽に栽培ができ、米農家として十分に生計が立てられれば、いかがだろうか。
少しでも農業に興味のある方からすれば、そんな話あるわけがない、と一掃してしまうことも考えられるが、それを体現していくのである。
まさに「農業に革命」を起こしていくのだ。
地球の恵みと共に生きる完全な自然栽培であり、田植えから収穫まで、水の管理を行うのみで、田んぼに入ることは極力しない。
自然本来の在り方を体現する新たな農法と未来永劫続く農業システム作るのである。
さぁ革命の道を共に歩もう!!
☆農業革命
地球に生まれ、地球と共に生き、地球人であるからこそ「地球と共に生きる」
自分とは何か、なぜ生まれてきたのか、そして今後どのように生きていきたいのか、問われ始める時代がやってきている。
これからの時代、仕事も生活場所も環境も自分で選べる時代であり、今より自動運転が普及して、移動がしやすい高速移動化時代がやってきたとき、「二拠点以上」での生活をする人たちも増え始める。
テクノロジーの進歩により、時間を有効的に活用できるようになったことで、全てを自ら選択できるのだ。
さて、田植えから収穫まで田んぼに入らず、自然の摂理を活かして行う自然農法とは何か。
本来植物たちも共存して、変わりゆく地球環境を生き延びてきたのであり、稲穂たちも雑草たちと共存して田んぼに生息して、種を残すために米の源である「種籾」が出来上がるのである。
種を残そうとするエネルギーが形となって実ったのが「米」であり、母が子を思うように自然の摂理で子孫を残そうとするのだ。
しかし、稲たちだけではなく、稲の成長と共に栄養を欲するのが雑草たちである。
雑草たちに栄養が持っていかれた分だけ、稲の成長が弱まるため、自然農法で行う米農家にとって「雑草の対策」は永遠の課題だ。
永遠の課題である雑草を抑制するには、「栄養を与えないか、光を与えないか」のどちらか一方を行うしか方法がないのである。
そんな雑草の特性を活用した対策こそ「浮草」である。
自然に生える浮草を活用することで、雑草の栄養となる光を抑制し、稲の成長に必須栄養素である「窒素」を固定する役割を担うという一石二鳥の植物なのだ。
自然と調和することで、ほとんど田んぼに入ることなく、米を収穫することが可能である。
更に、自然農法でできた安心安全な「米」の価値こそ、これからの時代に必須の食材であり、その価値を理解する方々と支え合う新しい農業システムを構築する。
”1農家=20家族”
の一年間の食糧を補うことで、生産者と消費者に深い繋がりが生まれ、お互いの顔が見える新たな「農業の在り方」が完成する。
自然のままに栽培する自然農法で、生計が立てられれば、米農家を志す人が増えて、未来の日本を支えてくれると信じている。
それぞれの個性を活かして、どのように生きて、最後の瞬間をどう迎えるのか。
一度きりの人生で、美しい地球に生まれ、肉体には終わりがある。
稲作を通じて、地球と共に生き、地球を遊び尽くそう!!