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2024年 6月29日 御田植祭

2024年 御田植祭

第二回御田植祭を無事に終え、今季の豊作を祈願した。

本番というものは、それまでに積み上げてきた準備が最終的な結果となる。その準備をどのように進めるか、どう段取りするかで本番という「今」に結果として現れてくる。


「日々のミッションはどこを目指し、どの一点に向かっているのか」

今季の御田植祭も山梨の不二阿祖山太神宮から斎官様たちをお招きして、「御田植祭」という神事として田植えを執り行わせていただいた。
式典を通して、今回の主官であるカワイ斎官から多くのお導きとお言葉を頂いたのである。

二年目の成長

また今季で二年目となる御田植祭は、二回目ということで去年の反省と段取りを学んでおり、余裕をもって物事を進めることができたのだ。

何も分からず手探りで進んでいたために、分からない部分も多く、またどう進めていいか分からず、がむしゃらに進めていた一年目とは違い、すべての面で心の余裕さが、全体の進行から今回の御田植祭で自分の成長と共に感じられたのである。

2024年上半期最後の大イベントであった御田植祭は、新潟、山梨、横浜、そして岐阜や愛知の隅々からなど、全国各地から多くの方々が、東郷町諸輪にお越しくださり集まっていただいた。
そして梅雨入りということもあり1週間ずっと雨模様が続く中、御田植祭の当日のタイミングのみ晴れるという「天の導き」にも祝福される一日となった。

御田植祭でも多くの気づきがあり、カワイ斎官のお言葉をまず紹介する。

『太陽系の一点、その先にある宇宙の一点に意識を向けることで、その一点からエネルギーと繋がり、その核なるエネルギーをいただけるということ。それが、始まりの神様であるモトスオオミカミ様との繋がりを持つということ

また稲作にとって最も重要なのは「想い」であり、どのような方々がどんな「想い」で植えるかによって苗たちの成長も変わる』と。

自己と向き合い、「本当の自分に意識を向けること」を去年から始まった稲作を通して、常に気付かされてきた。
その結果が、田植え機からも学んだ「まっすぐ進む」ということやカワイ斎官のお言葉の「一点に進む」ということを上半期最後のお言葉として、教えて頂いたのである。

この身体を活用して、目の前で起きることをしっかりと受け入れ、魂が何を求め、どのように進めていきたいのかを見ていくことが、自分の魂と共に生きていくことであり、「地球と共に生きる、自然と共に生きる」ということだと考える。

一点に進む

一つ一つやれることを行い、山登りのように最終的に目的地に向かって、歩を進めていく。人生を進む過程の中で「御田植え祭」という、今季米作りの始まりであり、今日までに積み上げてきた準備という過程には、多くの気づきがある。

本番よりも準備の方が重要であり、準備の中で多くの学びや気付き、成長するための糧がある。最終的に「御田植祭」というイベントを通して、そこまでに積み上げてきた出来事たちがすべて繋がってくるのだ。


最終フィナーレであり、新たな始まりの日が「御田植え祭」であり、カワイ斎官の言葉にあった「一点に進んでいくこと」、地球と自然に感謝し、自然と地球と共に生きていることを、稲を通して教えていただいていることを改めて言語化し、全国からお越しいただいた参加者の皆様と共に共有することができたことに感謝する一日である。

また参加いただいた皆様が楽しく田んぼに入り、裸足で大地を感じ、地球を感じている姿や初めての田植えに歓喜している姿を見ると、今日まで積み上げてきた準備が報われて「御田植祭」を開催できてことをとても嬉しく思うのだ。

心が綺麗な方々ばかりで、奉仕の心を常に持たれている。見返りのない奉仕の心は循環を生み、そこには全て愛がある。愛あふれる方々のおかげでお米の成長に大きな影響を与えている。

カワイ斎官が言うように、稲作にとって最も重要なのは「想い」であり、どのような方々がどんな「想い」で植えるかによって苗たちの成長も変わる。だからこそ愛にあふれる方々が楽しく大地を踏みしめ、植えていただいたことで、二年目にも関わらず土が柔らかく、苗たちにとってベストな環境が整ってきているとも感じる。

参加していただいた皆様には改めて、心から感謝をお伝えさせていただきます。
誠にありがとうございました。

常にアップグレードする地球ゲーム

今季の米作りに関しては、約3倍の面積を増やしているにも関わらず、去年よりも時間にも心にも余裕があり、年間のスケジュールもきちんと段取りし、準備を進めている。

御田植祭を行った御神田では、愛のパワーを元に手で植えた部分とテクノロジーの進化を活用した田植え機を使った部分の比較もできる年でもあるので、それを観察していきたいと思う。

1年、2年と積み重ねていく中で、自然の摂理や土の微生物、菌の生息環境、など去年やったことを更にグレードアップさせて、稲作を通じて魂の学びや体験を深めていく。

人生も同じで、1歳、2歳、3歳、そして20代、30代と年齢を重ねるにつれて、落ち着き余裕を持って物事を取り組めるようになっていく。それが心の成長であり、精神的な成長であり、人間の成長なのだと、御田植え祭を通して「稲の成長=自分の成長」ということを気付かされた。

今まで、同じようなこと、同じような仕事、同じような物事ではない、毎年違うことにチャレンジして人生を歩んできた。
そのため自分の成長に気づきにくく、多動的な人生の中で自分の成長を比較する対象が少なかったために、自分の真価を感じられる機会が少なったのだ。

しかし、稲作という一点の物事に対して、毎年積み上げていくものがあることで、「去年の自分と今年の自分」を比較できるため、成長を感じられる点や次に活かす点など実感できるのだと感じた。

それは毎日の日記も同じであり、去年書いた日記と今書いている日記に大きな差があるのは、自分が毎日を通して学んできたこと、気づいたこと、そして経験したことが、今の自分に反映されており、その出来事を振り返ることで、自分が進化成長していたのだと気付く。

二季目となる御田植祭から多くのことを学び、体験させて頂いてることに感謝を込めて、今季もどうぞよろしくお願い致します。

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