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第三季、高波動米始動

塩水選&温湯消毒

塩水選とは、良質な種もみと発芽しにくいものを選別する作業。

水の塩分濃度を利用して、軽い種もみと実の詰まった種もみを区分けすることで、発芽しやすい種のみを選んでいく。塩素濃度によって、浮いてくる種もみは中身が軽く、しっかりと詰まった種もみは、水の底に沈んでいくのだ。


高波動米の品種である、自然栽培の先生方から譲り受けた「くまみのり」は、10年以上にわたって研究・選抜されてきた種もみだけに、ほとんどが健全で発芽力の高いものであることに、その凄さを実感する場面となった。

また、温湯消毒とは、60℃のお湯に10分間しっかりと浸ける作業のこと。

これは、種もみたちに「暑さへの準備運動」をさせるようなもの。
60℃の湯につけた後、ここから3日間、CMC水を用いて十分に吸水させ、発芽しやすい状態へと促していく。

バケツ一杯の水に対し、CMCの玉を9個ずつ入れておき、丸3日間、浸種させるのだ。
おそらく日本中、いや世界でも、このようにCMCの玉を9個も入れて浸種させる農家は他にいないのではないかと思うと、思わず笑ってしまうような和やかなひととき。

CMC水によって活性化された水分子たち。
その中に浸されていくくまみのりたちは、昨年よりさらにアップデートされた存在となり、「高波動米3.0」としての進化の歩みを始める。

新たな稲作の旅路が、ここから始まった。その始まりの場に今年も立ち会えたことは、本当にありがたい。

自然栽培の凄さ

また、自然栽培ラーニングプログラムという、イギリスで19年、日本で3年、合計24年にわたり各地で自然栽培を実践し、数多くの成功を重ねてこられた方の講義を受ける機会をいただいた。

その講義の中で、自然栽培の持つ力がどれほど大きく、そして人それぞれの内なる力やポテンシャルを引き出すものであるかを、改めて深く気づかされることとなる。
自然栽培で育った種もみや野菜の種を「ただ手に持つ」だけでも、体の感覚が整い、強いエネルギーが解き放たれていることを細かく体感した。

このエネルギーの凄さは、世界各国の人々が驚きを隠せないほどであると話し、自身もその場で実際に体感したことで、自然栽培の持つ本質的な力に目を見張った。
これを稲作で実践しているからこそ、「高波動米」がいかに特別で「心身共に健康で豊かになる存在であるのか」再認識することが機会である。

高波動米は、そのエネルギーの高さと体感の凄さにおいて、食べる人の内側からの進化を確実に促している。今回受けた講義から強く体感する。

実際に自然栽培のすごさを肌で感じられたことに心から感謝するとともに、これから自分が進めていく活動が、地球にとっても喜びへとつながることを確信させてくれるような講義だった。

三年前の自然栽培の先生との出会いや今回の講義によって、2025年の米作りに一層心が引き締まり、この一年の始まりを告げる「合図」として、CMC水に包まれた種もみたちを観察していく。

どのように芽吹いてい来るのか、これからの成長の日々がとても楽しみである。

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