新嘗祭
一年の感謝を奉納「新嘗祭」
稲作から地球平和へ
一年の豊穣を神様へ感謝する
「新嘗祭」
新嘗祭とは、毎年11月23日に一年の豊穣を神様へ感謝の奉納する式典であり、全国各地からその年に収穫された米たちや参列者が一同に集まり、その年の豊作やの感謝を神様に奉納させて頂く神事である。
大宮司様たちが祝詞を奏上して、田の神様の舞を踊り、縄文の舞を神様に捧げ、今年一年の感謝を参列者全員で奉納した。
稲たちと共存すること
式典の最後に大宮司様のお言葉の中で、
「稲達は人間を神の子とみていて、神の子に食べてもらえることで、稲であるうちはどこにも動けないけれど、私たち人間の体を通して色んなところへ行ける喜びを稲達は楽しんでおられる。
人間は食べることで生命活動を維持しており、稲たちがいるから人間は生きられる。」
生きとし生けるものとして、自然と人間のお互いが共存して初めて「命」が生まれる。
「自然や地球と共存すること」が地球の生き方なのだと改めて考えさせられる、大宮司様のスピーチである。
与え合う心こそ「大和魂」
さらに式典の最後に、獲れた玄米をおむすびにして、参列者全員に配られ頂いた。
参列者全員でおむすびを食すからこそ、食で繋がり、この「与え合う」文化こそ、日本の魂の持つ豊かさであり、美しさである。人間が本来もつ「生きる根源」であるとおむすびの想いから実感したのである。
地球や自然環境と調和し、植物や昆虫たちとも共存して、地球人全員と生きること。
みんなで食す、おむすびに込められた「調和」「与え合う精神」「愛」そして核なる部分での繋がりを結ぶ「おむすび」だ。
「1億人ひと鉢プロジェクト」
不二阿祖山太神宮は
「1億人ひと鉢プロジェクト」という世界平和に繋がるプロジェクトを行う。
このプロジェクトは、全国の方々に種籾が届けられ、農業の大切さや稲作を通した食の重要性、土や水などの自然の神秘に触れる機会を提供してくださるのだ。
ひと鉢の米を育てることで土や水など自然の摂理に触れ、各人が自然体に還り、平和の心が養われることで、愛溢れる活動に繋がり、愛の連鎖反応がより豊かな民族性を生み出し、日本人の目覚め、そして地球が豊かになっていく。
一人一人の想いが心豊かな世界を創り、未来永劫、地球が平和になる。
2023年の初稲作から多くの学びや経験を経て、地球平和へと繋がる一役を担うこととなる、言葉に言い表せない感動的な式典である。
以下 大宮司様との記念